1982年のレバノンでの戦闘後、M113装甲兵員輸送車(APC)が十分な防護性能を提供できないと判断された。これを受けて、センチュリオン ショート(Sho’t、ヘブライ語で「ムチ」)の車体を重装甲の兵員輸送車に改造する作業が始まった。この結果として設計されたのが**ナグマショット(Nagmasho’t、ヘブライ語で「装甲兵員輸送車ショート」)**である。
ナグマショットの開発期間は意外なほど短く、最初の運用モデルは1984年に配備された。ナグマショットは砲塔を撤去し、ピラミッド型のカセメット(固定戦闘室)に置き換えられている。カセメット屋根の前部には、後方にヒンジがある円形のハッチが2つあり、後部には前方にヒンジがある長方形のハッチが2つ設けられており、これにより4人の兵士が立ち上がって周囲を観察することが可能である。
カセメット上部の周囲にはレールシステムが設置され、多様な武器を取り付けて移動させることができる。この武器には、通常、.50口径機関銃、Mk19 40mmグレネードランチャー、および7.62mm FN MAG機関銃2丁が含まれる。
本製品内容
- レジンおよび金属製ナグマショット輸送車 ×5輌
注意事項
- このミニチュアは未組立・未塗装で提供されます。